商品撮影サンプル(酒瓶)

商品撮影で、よくご依頼をいただくのが、料理やデザート等の飲食物の撮影ですが、その他にも、様々なご依頼があります。

今回は、その中でも、難易度が高めの商品をご紹介させていただきます。

サンプルとして、たまたま我が家にあった、伊勢湾サミットの乾杯酒として話題になった「作(ZAKU)」の清水清三郎商店様の「鈴鹿川」を撮影してみました。

一見、ふわっと綺麗に撮れているように見えますが、いろいろと問題があります。

まず、瓶の色が、実物よりも、随分と薄く写っています。

他にも、瓶の表面が、何やら、ごちゃごちゃして見えます。

拡大してみると、こんな感じです。

瓶に余分なものが写り込んでしまってます。

この例では、よく見ると、カメラマンや壁に吊るしたスワッグが写り込んでしまってます。

これでは、ホームページやSNSに商品画像として掲載するには、問題がありそうです。

例えば、このようなイメージ写真としては、実物と大きく色が異なったり、多少の写り込みがあっても、問題ないでしょう。

しかし、商品情報を伝えたい場合は、イメージが正しく伝わらなかったり、イメージダウンに繋がることになりかねません。

次に撮影したのが、こちらで、ストロボを使い撮影しています。

余分な写り込みもなく、かなり、すっきり見えるのではないでしょうか?

よく見ると、瓶の左側に、白い帯のような線(ハイライト)が入っています。

ハイライトがないと、のっぺりしたイメージになるので、立体感をつけるために、わざと入れてます。

更に、やわらかく見えるように撮っています。

ハイライトがどぎつくなく、瓶の右側も上の撮り方と比べて、明るくなるように写してます。

一枚目の写真と比較すると差は歴然。
こちらの写真の方が、高級感があり、美味しそうに見えますよね。

(実際、とても美味しいです)

黒背景で撮ってみました。
いかがでしょうか?
白背景に比べ、ぐっと落ち着いたイメージになりました。

しかし、一点、問題があります。
瓶が黒背景に溶け込んでしまっており、境界がはっきりしません。

最後は、このように撮ってみました。

瓶の周りに縁取りのようにハイライトが入っています。レタッチ加工したものではありません。このように写るように撮影しています。

境界もはっきりとして、引き締まったイメージの商品写真になったのではないでしょうか?

いかがでしたでしょうか?

カメラマンと一口に言っても、様々です。
普段、野外で、人物、風景、建築物等を撮影しているカメラマンは、ストロボを使う機会は、ほとんどありません。
また、ストロボを使用する場合でも、カメラの上にストロボを取り付ける(クリップオンストロボ)撮影しかしていないと、今回、ご紹介したような商品撮影には対応できません。

befreeでは、風景、建築物、人物だけでなく、ストロボを使用した商品撮影にも広くご対応可能です。
また、撮影スタジオも所有しているため、様々な商品撮影や人物撮影にご対応可能です。
どんなカメラマンに依頼するかで、お店の集客や売上を大きく左右します。

「知ってるカメラマンがいない」
「今の写真に満足していない」
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等々、ございましたら、befreeまでお気軽にお声がけください。