[ドローン空撮]360度パノラマ写真(三重県棚田)265Mpixcel

前回、ドローンを使った360度パノラマ空撮写真の比較をDJI社の自動作成ツールと手動でスティツチした場合の比較をしましたが、今回は手動スティツチしたものを別の方法で表示してみました。
一つはWordPressのプラグインを変えたもの。もう一つはオーサリングソフトで加工して表示させる方法です。

1.WordPress用プラグインで表示(3,200万画素)

前回使用したプラグインWP-VR-viewは、手軽に使えるものの、ドローンの真下にぼかしが入る点が今一つでした。
今回使用した、WP Photo Sphereは、同様の手軽さでありながらWP-VR-viewの問題も解決され、元の360度パノラマ写真さえあれば、誰でも比較的容易に設置する事が出来ます。
問題点としては、WordPressにアップロードできるファイルサイズに制限があるため、それ程、高解像度のデータが表示できない事や細かい設定が出来ない所でしょうか。
単純に表示させるプラグインとしてはお勧めできると思います。
私の利用するサーバーでは8MBまでの画像データしかアップロード出来ないため、下の画像は8,000×4,000の3,200万画素まで画質を落としてあります。

2.オーサリングソフトで360度パノラマ写真を加工して表示(2億6,500万画素)

専用のオーサリングソフトを使用してパノラマデータを作成します。
こちらは、WordPressを使用していないサーバーでも表示が可能です。
データはftpで直接サーバーへアップロードするため、高解像度データでもアップロードして表示させる事が可能です。
少し手間がかかりますが、解像度は23,060×11,530の約2億6,500万画素。
現在、市販されているフルサイズ一眼レフカメラの最高解像度を誇るNikon D850でも4,500万画素程度。
通常のフルサイズ一眼レフカメラで2,400万画素程度なので、その差は歴然。
非常にインパクトのある綺麗な映像を見る事が出来ます。
ぜひ、フルスクリーン表示させたり、+ボタンで拡大して閲覧してみて下さい。
尚、データが巨大なため閲覧する端末、ブラウザ、通信環境によっては正常に表示されない事もありますので予めご了承下さい。

3.Googleストリートビューで表示(3,200万画素)
こちらは、Googleストリートビューにデータを公開して、表示させたものです。
ストリートビューも、まだギガピクセル画像をアップする事が出来ないため、1と同じ3,200万画素の画像データとなります。

動画も公開しています。合わせてご覧下さい。