■Googleストリートビューをどこの業者に撮影を依頼すれば良いのか

一言で言えば、サービスの品質(撮影データの画像品質)と価格のバランスが取れている業者に依頼をしていただくのがベストだと思います。

ただ、問題なのはGoogleストリートビューは何度も依頼するものではないため、ほとんどの方が初めての経験でしょう。
その為、判断基準が分からずに、業者の言いなりになりがちです。
そこで、もし私が依頼する側ならという観点でポイントを書いてみたいと思います。

(1) 品質について
残念ながらGoogleストリートビューの認定フォトグラファーであっても、すべてのカメラマンのスキルが高いわけではありません。
360度パノラマ写真の撮影方法には色々ありますが、綺麗な写真を撮影するには、一眼レフカメラで前後左右の4方向と三脚を設置している床面の1方向の合計5方向を撮影して、その5枚の画像を1枚に結合(ステッチと言います)するのが基本となります。
ここで問題になってくるのが合計5枚の写真を撮る際に、5回の撮影条件をきっちり設定しないと、四方の画像の色合いや明るさが揃わないことになります。
また床面については四方とは違う視点から撮影するため、結合作業の難易度が少し高くなります。

以上の予備知識を持って、改めてサービスを依頼しようとしている業者の撮影実績を見てみましょう。(ほとんどの業者が自サイト上で撮影実績を公開しています)

・まずは、画像をグリグリと回転させて「天井」を見てみましょう。
これはいずれも撮影実績が1000件以上ある大手代理店様の公開画像でした。
1枚目の天井は、どちらも同じ白色の蛍光灯のはずなのに、一方は黄色くなってしまっていますね…。
原因は「色温度」の設定が狂ってしまっているためです。
2枚目はどうでしょうか?
こちらは「明るさ」があっていません。
この2枚の画像は、私が必死になって探し出してきた失敗事例ではありません。
恐らく、皆さんも様々な業者の撮影実績を見ていただくと、このように4方向の写真の繋ぎ目がはっきりと分かるパノラマ写真を沢山発見することでしょう。
天井画像の継ぎ目は、カメラに対する基本的な知識と技術不足のために発生します。しっかりとしたスキルを持った業者に依頼しましょう。

・次に見るべきポイントは「床面」です。
いかがでしょうか?
たまたま床面を撮り忘れて画像加工で適当に修正したのか、床面を繋ぎ合わせる技術がないのか、業務効率化のために床面を撮っていないのか…。
店内さえそこそこ撮れていれば大丈夫だという割り切りでしょうか。
酷いものになると、三脚がそのまま写っていたりするものもありました。
いずれにしても、ちょっと残念な状態ですね。
ちなみに、このような画像加工で済ませているものが9割以上あるかと思います。(床面を撮らずに四方向の撮影で済ませています)
床面もきっちり写して欲しい場合、対応できる業者が限られているので、よく確認して下さい。(特に明記がない限り、ほとんどは対応不可の業者となります)

・その他、「鏡張り」の部屋がある場合も要注意です。

上の写真は名古屋にある音楽スタジオ「フラム」様の弊所撮影実績です。こちらのスタジオは全室鏡張りでした。
通常、鏡があるとそこに撮影者やカメラが写りこんでしまいますが、こちらは画像加工でカメラを消しています。
対応可能な業者はあまり多くないので、鏡張りの部屋がある場合は事前に確認して頂くのがベターです。

ただし、代理店に依頼する場合、実際に派遣されてくる認定フォトグラファーがどこまでのスキルを持ったカメラマンが来るかは運任せになります。
また、カメラマンのスキルが高くても、代理店が画像結合の際にどこまで対応してくれるかも分かりません。

鏡の部屋に限りませんが、たとえ1,000件以上、10,000件以上の実績がある代理店でも、派遣されてくるカメラマンの実績までは分かりません。
場合によっては、ほとんど撮影経験のないカメラマンが派遣されてくる事もあるでしょう。

ここが代理店に発注する場合の難しいところです。
一方で直接業務を請け負っている認定フォトグラファーに依頼すれば、事前に品質やスキルを確認できるので確実です。
ただ、認定フォトグラファーも、他の業務(不動産やホームページ制作業務等)を持ちながら兼業でやっている人もいれば、本業カメラマンの人もいます。
可能であれば、本業カメラマンの認定フォトグラファーに依頼を頂く方が品質面では最も安定したものが望めるかと思います。
特に天井の例で見ていただいたような色や明るさのバラツキは本業カメラマンではあり得ないレベルの品質だと思います。

(2) 価格について
価格についても、業者によってまちまちです。例えば、10坪程度の小規模の店舗を例に調べてみると、安いところで2~3万円、高いところで10万円以上もします。

高い業者は、他とどう違うのか。
綺麗な写真を撮ってくれるのか、撮影以外の付加サービスまで対応可能なのか、よく吟味してみて下さい。

安いところは、どうしてそこまで安く出来るのか。
2万円程度の低価格で業務を請け負っている業者は、RicohのThetaやSamsungのGear360といったワンショットで360度撮影できるカメラを使用している業者が多数あります。
ワンショットカメラで撮影すると、一眼レフカメラで撮影する時のように、1ポイントで5方向を撮影する必要がありません。また、撮影後に画像を繋ぎ合わせる必要もありません。
非常に便利ですが、欠点があります。
・センサーが小さく室内等の暗い環境での撮影が苦手なため、パソコンで見るとザラザラした感じに見えてしまいます。
・画像を繋ぎ合わせる作業はカメラ任せの全自動であるため、繋ぎ目がずれることがよくあります。また、ずれた場合に直す手段がありません。
・ワンショットで撮影するため、必ず三脚が写ります。一眼レフでは5回に分けて撮影するために三脚を避けて撮影可能です。
 また、自分自身が写らないように物陰に隠れてリモート撮影やタイマー撮影する必要があり、電波状況によってはリモコンが届かなかったり、隠れる場所がなかったりすると、物理的に撮影出来ません。
・そもそも、Thetaであれば2万円ちょっとで購入可能です。Thetaでの撮影・公開であれば比較的知識は要らないので、自分で全部やってしまうのも手です。
 が、苦労の割には画質が悪いので、もう少し費用をかけてでも、しっかりした撮影をしてくれる業者を見つけていただいた方が満足度は高くなるかと思います。
私も趣味用にThetaは所有しています。非常に面白い写真が撮れるので良いのですが、折角撮影しても写真の画質が悪いとかえって店舗のイメージダウンになってしまう事もあるため、手間はかかっても一眼レフカメラで撮影するようにしています。

その他、befreeでは料金を明示して、どのお客様にも平等にサービスを提供出来るようにしていますが、価格を明示せずにお客様の足元を見て料金設定をしている業者もあるので注意が必要です。
また、出張費用や時間外費用、土日対応費用等の確認も必要です。
尚、befreeでは、以下の地域は出張料金は不要。時間外や土日対応費用も発生しません。
三重県北勢地域(いなべ市 桑名市 四日市市 鈴鹿市 亀山市 菰野町 東員町 木曽岬町 川越町)
三重県中勢地域(津市 松阪市 明和町 多気町 大台町)
愛知県名古屋市(全域)
愛知県海部地域(津島市 愛西市 弥富市 あま市 海部郡)

ここまでをおさらいすると、
・業者に依頼する際は撮影実績を必ずチェック。品質は天井や床面で判断すると分かり易い。

・価格は品質とのバランスで考える。
・価格だけでなく、品質面、技術面、付加サービス等も含めて、徹底して比較されることをお勧めします。

以上、Googleストリートビューの業者選定方法についてまとめてみました。
お役に立てれば幸いです。

もし、よろしければbefreeの撮影プランや撮影の詳細についてもご覧下さい。